シンプルで分かりやすい
電子薬歴を使いたい薬剤師さんに
見やすいデザインの基本画面とスムーズな操作性で、効率良い薬歴作成をサポートいたします。また、他にも業界最速のデータベース更新や、添付文書の閲覧機能・処方比較機能などを搭載した多機能薬歴システムです。
PharnesV-MXでできること
PharnesV-MXの特徴
フルHD画面による薬歴一覧表示
患者さんの薬歴を一画面で確認
患者さんの薬歴表紙、監査情報、過去薬歴などを一度に表示できます。処方監査に必要な患者さんの情報を画面の切り替えなしで、一画面に並べて確認できます。また、今回と過去4回分の調剤内容など要チェック項目はカラー表示されるので、一目で確認できるため、より正確でスピーディーな処方監査、薬歴作成が可能となります。
長期投薬患者さんの来局予測もチェック
選択メニューに、長期投薬患者さんの来局予測を表示。医薬品の在庫確認に活用できます。また、薬局独自の予定が入力できるカレンダー表示、プログラムやデータベースの配信情報、月別、年代別の患者数、調剤点数などの統計情報も確認できます。
充実したチェック機能で処方監査をサポート
監査機能一覧
- 用量チェック
- 服用時点チェック
- 重複投薬チェック(同種同効薬/配合剤成分を含む)
- 相互作用チェック
- 妊婦・授乳婦チェック
- アレルギーチェック
- 問診疾患禁忌チェック
- 休薬期間チェック
- OTC医薬品相互作用チェック
- 粉砕・分割(脱カプセル)・一包化不可チェック
重複投薬チェックについて
重複投薬チェックでは、同種同効薬の重複、配合剤成分の重複にも対応しており、より詳細なチェックが可能です。
OTC医薬品相互作用チェックについて
患者さんが服用されているOTC医薬品と処方薬に関して、相互作用チェック機能で調剤業務を支援します。また、チェックするOTC医薬品は、「要指導医薬品~第3類」まで設定可能です。
ミスのない入力と確実な請求で、薬局経営を支援
同時に2次元コードも読み取り
処方箋などをスキャンして画像を患者登録画面や処方箋入力画面に表示させることができます。同時にプリンターからの自動印刷も可能です。また、オプションの2次元コード認識機能を利用することで、処方箋のスキャンと同時に2次元コードデータを取り込んで自動転記できます。いっそう業務の効率化が図れます。
患者さんに分かりやすい帳票類
患者さん向けの帳票を医薬品の写真入りで出力することで、服薬指導やコミュニケーションがより深まり、患者さんの服薬コンプライアンスがアップ。調剤過誤や飲み間違い防止にも役立ちます。
調剤録の電子保存機能を標準搭載
調剤録をペーパーレス化することで、処方箋の裏打ち時に起きやすい紙詰まりによるトラブルや、シールにプリントアウトする際の手間がなくなり、紙資源の節約にもつながります。
※1999年4月22日付で厚生労働省(当時は厚生省)から発出された「診療録などの電子媒体による保存について」において、一定の条件(3つの基準の担保、運用管理規程の策定など)を満たすことにより、調剤録の電子保存が認められています。
レセプト請求時チェックで薬歴未記載の患者さんもチェック
レセプト請求前のレセプトチェック機能で、請求内容に問題がないかのチェックが可能です。さらに、薬剤服用歴管理指導料を算定している患者さんのうち、薬歴未記載の患者さんをリストアップし、不正請求をしてしまうことのないよう、防止します。
腎機能検査値の自動計算機能
医療機関から十分な検査値を提供されてない場合でも、監査に必要なeGFRなどの推定可能な検査値を自動算出します。検査値入力画面に腎機能の分類を表示し、値を入力していくことで腎機能の程度や経過が一目で分かります。
日本医療機能評価機構は、腎機能が低下した患者さんに薬を処方する場合、投与量の減量など慎重な対応を薬剤師に求めています。本機能では、データに基づいた処方チェックを可能にし、必要に応じて医師への疑義照会・服薬提案をすることで、医師や患者さんからいっそう信頼される調剤業務を行うことができます。
在宅訪問もしっかりサポート
在宅患者さんの薬歴も一元管理が可能です。在宅支援機能では、計画書の作成から服薬指導実施状況の記録、医療機関などへの報告書作成までサポートします。訪問先での服薬指導や、薬歴・報告書の作成など、在宅訪問に必要な一連の流れを、薬局の現状の運用方法に合わせてスムーズに効率化できます。システムに合わせて業務のフローを変える必要はありません。
表示画面では、薬歴に記入した服薬指導などの内容が表示され、報告書に転記する項目を選択できます。また、報告書に出力する内容を医師・ケアマネ・看護師毎に選択することができます。
薬局の外からでも、薬歴の参照、入力が行えるオプションソフト「リモート薬歴ソフト」やクラウドを利用した対面型薬剤情報システム「DrugstarLead」もご用意しておりますので、きめ細やかな患者サービスを通して、満足度の高い在宅訪問業務を行えます。
ネットワークサービス
残業時間を減らして働き方改革に貢献
法令改正時の機能アップソフトや各種データベースをインターネット経由でタイムリーに配信します。業務終了後にバックアップ業務を開始すれば、バックアップ→バージョンアップ(ダウンロード、再生)の作業が自動的に完了しますので、残業の必要がありません。バージョンアップされた内容は翌朝の起動時に確認できます。
標準コード情報の配信
「標準コード情報」は、薬価収載医薬品の「品名・薬価・医薬品コード等」を収載したデータです。
原則、薬価収載日またはその翌日に配信します。
運用サポート
個人情報の漏洩防止(個人情報保護サポート機能)
利用者識別と認証
PharnesVを操作する人ごとにパスワードを設定し、ログイン認証を行うことができます。
データの暗号化(難読化)
個人情報が容易に解読されないよう、患者データ(氏名、住所など)をコンピューター内で暗号化して記録しておくことが できます。
バックアップの暗号化
外部メディアへのバックアップを行う際、データを暗号化して記録することができます。
不正アクセス防止(ファイアウォール・URLフィルター)
ネットワークから流れてくる通信を制御することによって、コンピューターへの不正アクセスを防止します。
ウイルスの予防・駆除(ウイルス対策ソフト)
ウイルスの感染予防と、感染してしまった場合のウイルス駆除を行うことができます。
リモートメンテナンス
お客様のシステムをインターネットなどで接続して遠隔サポートが可能です。従来は訪問しなければできなかったデータ作成や設定変更などの作業をリモートで 行うことができます。また、お問い合わせへの対応やトラブルの解決にも、リモートメンテナンスならではのよりスピーディーな対応を実現します。
運用をサポートする全国ネットのサービス体制
システムのメンテナンスからアフターサービスまで、全国をネットするメディコムのサービス体制が、地域に密着したきめ細かいサポートを実施します。
電子薬歴の流れ
電子薬歴のご注文~稼働まで3ヶ月程度みて頂いています。
最初の1ヶ月間で電子薬歴で実現したいことや、どのように使うかのヒアリングを数回に分けて実施し、その内容をふまえ、利用しやすいテンプレートや設定し、納品という流れになります。
納品後も、医師や薬剤師の方々に操作説明をさせていただくので、そこでの疑問点や修正依頼内容を反映し、皆さんにとって利用しやすい環境を整えます。開院日での立会い確認や定期的なお伺いもいたしますのでご安心ください。
導入までの流れ
STEP
デモ体験
「オンラインデモ」や「対面デモ」など、薬局様のご都合に合わせてデモをご覧いただけます。
STEP
ご提案
薬局様の運用や課題をクリアしスムーズな導入に向けたご提案を行います。
STEP
ご契約後の導入作業
ご利用のお申込をいただき、セットアップ後にご納品。
STEP
運用開始
新システムでの運用を開始いただきます。
STEP
運用開始後
インストラクターと電話、FAXやリモート環境を利用したお問い合わせについてのご対応を行います。
オプション
サービス・オプションも充実しているからさらに便利。
リモート薬歴ソフト(在宅訪問サポート)
時間外や在宅など、薬局外からでも薬歴の参照や入力をすることができます。薬局内のノートパソコンを外へ持ち出し、いつも通りのクライアントとして利用でき、処方薬のチェックや添付文書の確認なども薬局内と同じように使うことができます。
処方箋2次元コード入力ソフト
- 2次元コードにより頭書情報や処方内容をスピーディーに入力。
- 窓口入力のスピード化で、患者さんの待ち時間短縮に貢献。
- 時間の有効活用で、より丁寧な服薬指導も可能。
- キーボード入力の頻度減少により、入力ミスも低減。
- 処方せんの改ざん防止にも効果的。
その他のオプション